加唐小中学校で卒業式がありました。
特に感動的だったのが、在校生の送辞、卒業生の答辞。
言葉一つひとつにジーンときました。
子どもたちが素直に一生懸命気持ちを伝えていたからかもしれません
その思いが言葉や態度に自然と表れていて、私たちの心に真っ直ぐに入ってきたような感じがします。
子どもたちが卒業の歌を歌う時も、前のめりになるぐらい力を込めて歌う姿に、みんなが感動して涙していました。
在校生の送辞では、在校生が卒業生とのこれまでの思い出を鮮明に覚えていたことが印象的で
「少ない人数のなかでいろいろな行事を一緒に乗り越えてきたこと」
「思いやりのある優しさ、先頭に立って導いてくれていて心強かったこと」
「卒業生と一緒に頑張り合った時間はとても大切な時間になったこと」
「皆で頑張ったこと、笑い合ったことや辛かったこと、悲しかったことを力にかえて乗り越えてほしい」と
卒業生への感謝の思いや贈る言葉を心から伝えていました。
卒業生の答辞では、卒業生は今までの思い出を思い浮かべているかのように一つひとつの言葉を発していて
「どの行事も先輩たちがとても優しくていつもやる気満々で挑むことが出来たこと」
「在校生が丁寧に教えてくれた。行事などの共同作業を一緒に頑張ったこと」
「学年が上がり、下の子が入ってきたので、振り返るといろいろ経験し成長できたこと」
「島民の皆さんは優しく見守ってくれていつも優しい笑顔で声をかけていただき、辛いことがあったことも背中を押してくれたので勇気が出たこと」
「いろいろあった楽しいことや辛いこと悲しいこと沢山あったが、今、笑顔でいることが出来ていること、それは周りの方々のおかげである」と
皆さんに感謝の思いを伝えていました。
子どもたちは、これまでいろいろな学校の行事や地域の行事など、主体的に学んだり行動したりして
自ら、いろいろと感じてきたことだと想像できます。
また、その子どもたちのように、みんなと一緒に頑張ってきたこと、島の方々の温かさやいろいろな人たちから見守って頂いていることに
自分から気づいたり、感じることはとても大事なことで
感じることで、更に感謝の気持ちが育まれたりと内面的に成長することにつながっていくと思っています。
加唐島はその環境下にあるということ
今回の卒業式を拝見して、改めてそのように感じて
やっぱり島って素晴らしいなと思いました。
卒業生へ
改めてご卒業おめでとうございます。
そして思い出をありがとう。
これからも変わらず応援しています。
コメントをお書きください